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恋は恋で塗り替えるしかないのかもしれない。
やってみるか。どうやって??
そこから考えねば。
祈ったもん祈ったもん
「神様は居ない」
矢井田瞳が歌ってたが、同意だ。
それはそれは祈ったよ。神社にも行ったよ。
でも、このザマだ。
祈れば、祈るほど遠くなる。
他力本願で、結局何も出来なかった。
でも、ちょっとしたきっかけでも神様は与えてくれてもよかったのにと思う。
剥がれないシールみたいな恋。
もっとリアルでいろいろ知り合って好きになる普通の恋がしたい。
その相手が彼女ならば尚良い。
第三者
自分の書いた文を客観的に読んだ。
「はやく声かけろよ」
って思った。
でも、やっぱ無理なんだよ。
勇気がない。結局勇気だけなんだ。
キエル
朝起きると、何もなかったようにしようとする気持ちがリセットされるみたいだ。
起きてあの子に彼氏が居たという現実に打ちひしがれる。
何で何だ。
妄想の恋とほぼ変わらないはずなのに、何でこんなにリアリティを持って辛いんだ。
そもそも接点は通勤電車の中だけで、そこ以外では会うこともない。
なのに僕は常に彼女のことを考えてしまうがあまりとても近い存在のように錯覚してしまっているのだろう。
しかし、冷静になって考えるとただの日常風景の一部。
そんな人に彼氏が居ようが、どんな人であろうが何ら関係がないはずなのだ。
ホントにもう早く忘れたい。
でも、同じ車輌にまた乗ってしまう。
きっと新しく好きな人が出来ない限り終わらないんだろう。
シュプレヒコール
いつものように、いつもの車輌で、いつもの彼女がいた。
ここ最近の彼女はずっとスマホを触っている。
彼氏とLINEをしてるのか、何かしらないが、その姿は私が彼女を好きになったのとは違ってるように感じた。
僕はみんながスマホをひたすら触る中本を読んだり、外の景色をずっと見てるそんなとこが好きになったんだったなぁと思い返した。
今の彼女にはそれはない。
見た目がタイプな女性なら他にも沢山いる。
ましてや、名前も年齢も知らない人なんだからその「風景」が差っ引かれた彼女に私は何の魅力を感じているのだろうか。
と、こういう思考を働かせて何もなかったようにしようとするんだけどきっとフラッシュバックのようになるんだろうなぁ。
枯渇
何回書くんだ。
彼女には感謝してる部分も大きい。
名前も年齢も知らないのに。
「恋だなぁ」ってのを十数年ぶりに経験していろんなことを考えれたし、変えようと思えた。
とどのつまりが、彼女にふさわしき人間になれるよう努力した。
肉体改造も仕事も私になりに頑張ったつもりだ。非正規だけど。
次の転職では有利になるはずの経験を積んだ。
今まで私は自分の人生なんてほとんど考えてなかった。
正直いつ死んでも悔いはないは言い過ぎだが、希望とかは何にも持ってなかった。
でも、女性を好きになった。
その途端自分を変えなきゃと思えた。
それだけでもう今回は良いんじゃないかな。
生きる力みたい安っぽい言葉で片付けたくもないが、人生を見つめ直す良い機会を与えてもらったように思えた。
こんな私が彼女に何ができたというんだ。
ずっとずっと前を歩いてるんだよ、名前も年齢も知らない彼女は。
何で同じライン上だと思い込んでたんだ。